JCってなんだろう?

こんにちは、広報戦略委員会の清水です。JCって何だ?ということを4月に日本アカデミーに、5月にVMVを受けた私がお送り致します。

歴史

1910年にヘンリー・ギッセンバイヤー氏がハーキュレイニアムダンスクラブを起ち上げます。伝統的なダンスのステップを保存する目的ですね。後にダンスにお酒はつきものになってきたとき、彼らはお酒のある会場では踊らなかったそうです。それは修道院を借りてやっていたためであり、その場は自然とミーティングの場所になっていたそうです。ここに後のJC理念の起源が産まれたようです。1915年にはそのダンスクラブは「進歩的青年市民協会(YMCPA:Young Men`s Progressive Civic Association)」と名称を変えます。このときのギッセンバイヤーさんは32歳。我々とそんなに変わらないですね~。ちなみにこの頃は若者に発言権はあってないようなものだったとか。さて、ギッセンバイヤーさんですが、後にセントルイス商工会議所の初代会頭クラレンス・ホーワード氏と友好関係になりYMCPAは「若い市民(Junior Citizens)」と名称を変え、これがJCの最初の由来なんですね。1918年、JCは「若い市民」を「青年商工会議所」と命名しました。1920年には似かよった団体がギッセンバイヤー氏の下に集まり、セントルイス青年商工会議所が一つの協議会のもとに形成されました。その半年後、初の全国会員大会が開かれ、「アメリカ合衆国青年商工会議所」が誕生します。ギッセンバイヤー氏は青年商工会議所の目的として「国家と同じく明確に定義された建設的な方法を通じて共通の目標である“より偉大なアメリカ”を目指して青年のエネルギーを開花させる」と説明したそうです。だいたい100年前の出来事です。

日本のJC

日本でJCが誕生したのは1949年東京青年商工会議所が設立されたのが始まりです。今の東京青年会議所です。1951年には日本青年会議所(当時は7LOM)が誕生します。戦後の混乱を乗り越えて明るい豊かな社会を自分たちの手で築きあげたいと、立ち上がった人たちの集まりですね。そして同年5月カナダのモントリオールで行われたJCI世界会議にて日本JCはJCIに加盟できたのです。当時のJCI会頭ラモン・デル・ロザリオ氏(フィリピン)はこう言いました。「JCには、国境も民族もない。それは、全世界の青年のものである。その誇りにおいて、われわれはいまここに、かつての敵国日本の、JC代表団を心からなる歓迎をもって迎えようとする」日本とフィリピンの戦争状態が正式に終結するのは1956年の日比賠償協定締結時です(wikipediaより)。敵国だった国の人にこう言えるのは、とても素晴らしいですよね。ちなみに日本が国連に加盟するのも1956年で、国連に加盟するよりも先に日本JCはJCIに加盟できたのです。すごい!

 

こういった歴史を歩んできたJCですが、皆様なにか分かりましたか?

 

では、もう少し掘り下げてみましょう。

まずはJCI CREEDを読んでみましょうか。和訳の方で良いですよ。We Believe:(我々はかく信じる:)から始まるアレですね~。皆さん読みましたか?ハイ、ありがとうございます。これはVISION、MISSION、VALUEのうちのVALUE、つまり価値に当たるわけです。抽象的な表現ですが、普遍的だと思いませんか?では、どんな意味か?それは人に解釈が違いますよね。皆さんが明るい豊かな社会を想像するとき一人ひとりがちょっとずつ違う想像をすると思います。

次はMISSIONに行ってみましょう。例によってJCI MISSIONを読んでみましょう。読みましたか?MISSION、つまり使命ですね。和訳には「能動的な活動ができる機会を提供する」とありますね。これはLOMで言えば委員会基本方針であったり、委員会の事業であるわけです。各地会員会議所の定款の第4条か第5条の記載があると思います。

次にVISIONです。皆さん、読んでみましょう。ハイ、声に出して読んで頂きありがとうございます!これは理念や目的のことですね。LOMでいえばスローガンや理事長所信がLOMのVISIONになります。定款にはおそらく第3条か第4条に記載があると思います。

ここまで大丈夫でしょうか?

では、JCって何なのさって言えば、各LOMの目的のために使命を持って(機会を提供)様々な手法を用いて価値を創造していく団体なんです。JCI目線で言えば世界平和のために機会を提供している団体といえば良いでしょうか。ものすご~く抽象的な言い方をするとどうしてもこういった表現になってしまいますね(笑)。

各LOMは理事長所信を元に委員会運営方針を決め、事業を構築していきますよね。背景の設定から目的を決め、手法を考える。例えばまちづくりの事業は各LOMでやられていると思いますが、それぞれ手法が違い、事業の形態(講演になったり、出展になったり)も変わってきますが、それで良いのです。先程のVALUEにそれぞれ違いが出るのと一緒ですね。JCI CREEDの最後の一文の和訳は「人類への奉仕が人生最善の仕事である」とあります。これを解釈するだけでも例えば家族への奉仕か、会社の人への奉仕か、もしくは市民、区民、都民への奉仕になるか、また奉仕の仕方も人それぞれ異なるわけです。これもLOM単位で考えれば市民への奉仕が上位に来るでしょうね。まさに地域を良くするために奉仕する団体ということです!

JCってなんだろう?って考えた時、一言で表現するのはなかなか難しいですね~。しかしJCという団体に所属し、色々な機会の提供を受けて、委員会等で役割をもらい個人が行動することで自身の成長につながっていくのも確かです。地域に根差した活動をしたい、多くの人と繋がりたい、人間として成長したいという方はぜひJCへの門を叩いて頂きたいと思います!

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